錦帯橋・紅葉し始めました

紅葉・黄葉 山口・岩国

今日(11月4日)は振替休日ということもあり、暖かな陽射しのなかで多くの観光客が訪れていました。

バス停を下りると、眼前に錦帯橋を眺めることができます。

木造りの錦帯橋

雄大な景色の主役は、五連のアーチからなり全長約193メートルもの長さがある錦帯橋です。

木造の橋としては、緩やかなアーチを作り上げ、雄大な長さ、美しさを誇っています。

岩国市民が、錦帯橋の構造に関して必ず入れる言葉は、「釘を一本も使っていない。」という説明です。

実際、主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって、釘は1本も使われずに造られています。

特にその様子は、「平成の架け替え」工事が行われた際にも、伝統の木組み工法で行われ、工事期間中は、匠の技を間近で堪能することができました。

石積の橋脚に五連の橋がアーチ状に組まれる錦帯橋は、世界的にも珍しい木造アーチ橋といわれているそうです。

春になると、横山側の川縁に咲き乱れるサクラの時期は、錦帯橋を渡る橋上から格別の美しさを醸しだしています。

渡り終えると、左手に川面に続く石段があります。

佐々木巌流小次郎

その石段の側に、佐々木巌流小次郎が天下無双の剣「つばめ返し」の術を編み出したという説明書きとともに巌流ゆかりの柳が植えられています。

巌流ゆかりの柳という看板とともに柳の木が植えられています。
巌流ゆかりの柳

佐々木小次郎に関しては、実在そのものに諸説もあるようです。

しかし、岩国の地において「つばめ返し」の術を編み出したという伝説は、市民にとってはちょっと心地よい響きです。

錦帯橋を渡り、吉香公園のなかを横切り、左手の岩国城登山口の方へ歩いて行くと、県内屈指の紅葉の名勝・もみじ谷公園があります

ほんの少し色づき始めていました。

吉香公園の紅葉

例年の見ごろは、11月中旬から下旬のあいだです。

紅葉は、なぜ始まるのか?

分かっていたようで、分かってなかった感じですが、簡単にいうと、冬支度を迎えるため、ということになるのでしょうか。

朝の気温が、6~7度くらいになっていくと、光合成から受けるエネルギーも減っていき、木が葉っぱを維持するためのエネルギー量と合わなくなってしまって、木は葉っぱを落とすための準備を始めるそうです。

その途中で、落葉樹の木々は、葉を落としていき、美しい紅葉、黄葉がはじまる。

すごく理にかなっていますね。

ちなみに、紅葉と密接に繋がっている言葉に、狩りという言葉があります。

もみじ狩りの由来

なぜ狩りという言葉を使うようになったのかというと、もちろん、もともとは獣を捕まえる意味で使われていたものです。

いろいろとあるでしょうが、鹿狩りなどです。

やがて、これが野鳥や小動物を捕まえる意味に拡大していき、さらに果物を採る意味にも拡大していきました。

「イチゴ狩り」「ブドウ狩り」「梨狩り」などです。

さらにすすんで、草木や花を眺め、自然を愛でる意味でも使われるようになったそうです。

そして、紅葉狩りといういい方が定着したといわれています。

その語源は、平安時代に狩りをしなかった貴族が自然を愛でた、草花を実際に手に取って眺めたなど、諸説あるといわれています。

少し紅葉し始めたもみじの木
少し色づき始めたもみじ

六角亭

そのもみじ谷公園の一角には、ちょっと変わった形をした 「六角亭」 (ろっかくてい)という建物が建っています。

六角亭は、朝鮮各地で身分の高い人々が景観のよい場所に建て、憩いの場として利用していたものといわれています。

錦帯橋からほど近い場所にありますが、紅葉の時期を除いては、あまり訪れる人も少なくいつも静寂を保っています。

しかし、すぐ側には岩国城への登山コースを歩く人もいますので、そこそこの静けさを保ちながら散策を求めるのなら非常に良い場所です。

六角の形をした亭
六角亭

まとめ

錦帯橋のつくり、構造など

もみじ谷公園・色づきはじめる

公園の隅に佇む、六角亭

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