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衝撃的な痛風発症
今年になって軽い痛風が2度(数日間)ひどく痛んだのが1度(一週間)発症しました。
軽い痛風になった原因は、衝撃的です。
ひょっとすると他の病名がつくのではないか、と思うくらいビックリでした。
一度は、長時間運転をし続けての発症です。
高速道路を延べ12時間くらい運転した後、右足のくるぶしに来ました。
勝手な考えですが、たぶんエコノミークラス症候群のように血流の流れが悪くなり発症したのだと考えています。
もう一つは、もっと衝撃的でした。
血流アップとか、足の筋肉を鍛え毛細血管を強くすると宣伝されている「かかと落とし」です。
踵を少し浮かせて、リズミカルにトントンと落とし上下させる。
1回1分、1日に3セット目安です。
いろんなテレビや雑誌で紹介されています。
それを多くやり過ぎた結果、痛風になりました。
これは、私にとっては激しい運動になったのかもしれません。
ほんと信じられないようなことです。
痛風発作と遺伝子との関係

痛風発作が起こる主な原因は、ずっと長い間、それこそ何世紀ものあいだ食生活である、と思われてきました。
しかし、その定説が変わるかもしれません。
といいますのは、痛風の発症には、食生活がどれくらいの割合で、また遺伝子がどれくらいの割合で関与し影響を与えているのだろうか、という研究がなされたそうです。
その結果、発症には、遺伝の影響の方がはるかに大きいのではないかというデータが示されました。
対象は、18歳以上のヨーロッパ系米国人の男性8414人、女性8346人で、腎機能障害や痛風の病歴を持たず、高尿酸血症の治療薬や利尿薬を飲んでいない人々です。
血中尿酸値の高さに関連する食べ物としては、ビール、リキュール類、ワイン、ジャガイモ、家禽類(鶏肉など)、ジュース類、肉類(牛・ブタ・ラム)の7種類が特定されましたが、食品単独での血中尿酸値への影響は、1%にも満たなかったのそうです。
その中で、多少なりとも影響が認められたのはビールなど酒類でした。
やはり痛風が出そうになる時のアルコール類は非常に危険ですね。
一方で、血中尿酸値を下げる食物もありますが、こちらの影響度も1%未満だったそうです。
もう一方、研究が進められている痛風発症をもたらす遺伝子変異の影響は、23.9%とはるかに大きいことが示されました。
研究者は「高尿酸血症は、食事より遺伝子変異の影響によることが示された初めての試験」としています。
しかし、遺伝だから仕方がないと諦めるのではなく、出来ることは行っていかなければいけません。
禁止事項
アルコールを飲み過ぎない
プリン体は食事以外にも、肥満やアルコールによって体の中で作られるものがあり、お酒の種類に関係なく、飲みすぎないように注意しないといけません。
食事でプリン体をとりすぎない
いくら単独の食品では、血中尿酸値への影響は1%にも満たないといわれていても、レバーなどの動物の内臓や、魚の干物などプリン体が多く含まれている食品は、頻繁に食べるのは避けるほうがいいと思います。
適度に運動する
適度な運動によって、肥満の解消や、痛風・高尿酸血症をはじめ生活習慣病を改善させる効果が期待できる。
ただし、呼吸を止めて強い力を出すような激しい運動は、尿酸値に悪影響を与えます。
ストレスを解消する
尿酸値が高い人には、仕事を精力的にこなす人が多いといわれています。
そうしたことからつい頑張りすぎて、過剰なストレスを受けがちになるので、休養をとったり、趣味を楽しだりして、自己管理に気をつけることが大切です。
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